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監督・脚本・プロデューサー:フランシス・F・コッポラ
原作:ミルチャ・エリアーデ
キャスト:ティム・ロス、アレクサンドラ・マリア・ララ、ブルーノ・ガンツ、アンドレ・M・ヘンニック、マーセル・ユーレスほか
2008年8月30日(土)より(渋谷Q-AXシネマ改め)渋谷シアターTSUTAYAにて公開
公式サイト:コッポラの胡蝶の夢

 巨匠フランシス・フォード・コッポラの10年ぶりの新作。新たな伝説は、摩訶不思議なヨーロッパ幻想奇譚から始まる。

 1930年代、人生の折り返し地点をとうに過ぎた言語学者ドミニクは、自身の研究を全うできないまま、昔、愛した女性ラウラを忘れられず孤独な日々を送っていた。

 そんな日々に耐え切れず自殺を決意する。復活祭の夜、彼を落雷が直撃する。全身火傷の重傷を負いながら、病院に収容される。目を覚ましたとき、一命をとりとめたばかりでなく、彼の肉体と頭脳は若返り、超常的な言語能力が備わっていた。その謎をめぐり時代の黒い影が忍び寄る中、彼はラウラに生き写しの女性に出会う。


 「レインメーカー」以来、10年ぶりとなるコッポラ監督作。

 原作は幻想文学の鬼才ミルチャ・エリアーデが円熟期に著した「若さなき若さ(Youth Without Youth)」。66歳の時にこの原作と出会ったコッポラは強い共感を覚え、すぐに映画化の交渉に入ったという熱の入れよう。

 主演は、若い頃からコッポラとの仕事を熱望していたという演技派ティム・ロス。26歳から101歳までのドミニクを知性たっぷりに熱演している。

 ヒロインにはヴァラエティ誌で注目の欧州系俳優10人に選ばれたルーマニア出身の美人女優アレクサンドラ・マリア・ララ(ヒトラー〜最期の12日間〜)が抜擢され、花を添えている。また、コッポラと縁の深いあの俳優がカメオ出演しているところも、ぜひ見逃さないでほしい。

 もし、あの時、人生の最終章に再生する魂を得た一人の男を通じて、摩訶不思議な世界へと誘われる切なくも哀しいヨーロッパ幻想奇譚。 

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