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監督:降旗康男
脚本:木村大作
原作:「憑神」浅田次郎(新潮社刊)
キャスト:江口洋介、香川照之、西田敏之、佐々木蔵之介ほか
2007年6月23日(土)全国東映系ロードショー
公式サイト:憑神
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 「憑神」は、しがない下級武士が三人の災いの神に取り憑かれ奮闘する物語。

 ささやかな出世を祈ったはずが、祈る稲荷を間違えた。やって来たのはなんと、貧乏神・疫病神・死神という三人の災いの神。

 階級制度にがんじがらめに縛られた武家社会。婿に入った家から「用済みの種馬」と追い出され、八方塞がりの毎日を無為に過ごしていた男が、突然の災難に翻弄される中で、自分の人生の意義について次第に目覚めていく。

 「憑神」という名前のイメージとは正反対の、むしろ人間味あふれる三人の神たちと、彼らに必死で立ち向かう男の姿を原作の浅田節をいかして時にコミカルに、時にやさしく描く。テンポのよい丁々発止の会話が、江戸庶民の生活をイキイキと再現する。
「鉄道員」から8年、浅田×降旗コンビがついに復活する。


 原作は、「壬生義士伝」「蒼穹の昴」など時代や国境を越えた幅広い作品で、今や日本を代表するベストセラー作家となった浅田次郎。監督には、「蔵」「ホタル」など四度の日本アカデミー賞監督賞に輝く巨匠降旗康男。

 1999年に二人が初めて組んだ「鉄道員」は270万人を動員する大ヒットとなり、日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞。降旗監督にも最優秀監督賞・脚本賞をもたらすなど主要部門を独占し、娯楽性と芸術性を高い次元で両立した作品となった。

 それから8年―。旧体制の崩壊する幕末を舞台に、自身の誇りと武士の本分を取り戻していく、若き“最後の侍”の生き様を爽やかに描いた「憑神」(新潮社刊)を映画化、現代の若者たちに問い掛ける。


 主人公・別所彦四郎を演じるのは、「涙そうそう」「どろろ」と大ヒット作が続く妻夫木聡。 若手の中では群を抜く演技力が降旗監督の目にとまり、今回のキャスティングが実現。いつかは降旗作品に出演したいという妻夫木の願いが叶った。世代を超えた2人の才能と情熱が、どんな化学反応を起こしてくれるのか大いに期待される。

 またこれまでは青春を謳歌する若者という等身大の役が多かった妻夫木だが、今回は「武士としてどう生きるべきか」に思い悩む一人の男という、これまでにない役柄に挑戦し、新境地を切り開いている。また、西田敏行、香川照之、江口洋介、赤井英和、夏木マリ、佐々木蔵之介など、日本を代表する俳優たちが物語を豪華に彩る。

(C)2007「憑神」製作委員会




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