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監督・脚本:ビル・コンドン
プロデューサー:ローレンス・マーク
キャスト:ジェイミー・フォックス、ビヨンセ・ノウルズ、エディ・マーフィ、ジェニファー・ハドソン、アニカ・ノニ・ローズ、ダニー・グローヴァーほか
2月17日(土)日劇3ほか全国ロードショー
公式サイト:ドリーム・ガールズ
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夢は永遠に生き続ける

 1962年――アメリカの自動車産業の中心地、デトロイトではるかな未来に夢を馳せる3人のハイティーンの少女がいた。

 彼女たちの名前はエフィー・ホワイト(ジェニファー・ハドソン)、ローレル・ロビンソン(アニカ・ノニ・ローズ)、そしてディーナ・ジョーンス(ビヨンセ・ノウルズ)――

 “ドリーメッツ”というトリオを組み、デトロイト・シアターの新人オーディションイベントに通う彼女らだったが、観客からの喝采とは裏腹に、なかなか結果に結びつかない。それもそのはず、優勝者は予め決定していて、その他の出演者はコンテストを盛り上げるための道具でしかなかった。けれども、3人で歌い続ける事、音楽で成功する事、その夢を捨て去る事は、できない。

 そんな彼女たちを舞台裏から熱く見つめる男がいた。今はまだ中古車販売会社の経営者に過ぎないが、いずれは音楽で起業したいと考えている、野心的で腕の立つカーティス・テイラーJr.(ジェイミー・フォックス)。

 ドリーメッツという原石の奥に秘められた輝きを察し、「君立ちに必要なのはアマチュア相手のコンテストじゃない、チャンスだ。それをもたらすことのできる、俺のような男だ」と熱弁を振るうカーティス。その時彼の頭の中には、ある計算があった。デトロイト・シアターで絶大な人気を誇るジェームズ・“サンダー”・アーリー(エディ・マーフィー)が、バックコーラスの女性を探しているという情報を知っていたのだ。

 このチャンスに歓声を上げるディーナとローレルだったが、ただ独りエフィーだけが喜べない。

「私たちの夢はバックコーラスなんかじゃない、ステージの真ん中で立つことよ」

 しかし、2人の説得が彼女の心を動かす。夢にまで見た世界への誘惑には抗い難く、なにより、これは出口の見えない現実から抜け出せる唯一のチャンスかもしれない――。
 トニー賞で6部門を受賞した伝説のブロードウェイミュージカルを「シカゴ」で脚本を担当したビル・コンドンが映画化した極上のエンターテインメント作品。

 華やかなショー・ステージの世界。そして、固くて脆い3人の友情――。移り変わる音楽シーンを駆け抜けたドリーム・ガールズと、彼女たちの夢の物語。


『ドリーム・ガールズ』そのものが“夢”

ドリームガールズ オリジナルサウンドトラック
ビル・コンドン(監督):「人は誰でも、手に入らないものをどうしても欲しいと思う気持ちがどんなものかわかっています。誰でも、置き去りにされる気持ちを知っています。自分が欲しいと思っている物のためすべてを犠牲にして、なくしてしまった物に気づくのが遅すぎた時の気持ちも解っています。この映画では、登場人物たちがあらゆる希望と苦悩をあからさまに見せます。」
「このストーリーは60〜70年代が背景ですが、当時は、大きな社会的、政治的な変化が訪れようとしていた時代でした。『ドリーム・ガールズ』の登場人物は、その大変動を反映しています。」

ローレンス・マーク(プロデューサー):「名声が伴う損と得は何か?妥協しないために起こる結果とは?妥協したらどうなるのか?人の才能は商品化されて売られるものなのか?そして最後に、夢を追う過程で、自分自身を見失わないためにはどうすればよいのか?」

ビヨンセ:「人々が夢について考える時には美しく輝く物だけを思うでしょう。成功を手にし、夢をかなえるために払う犠牲とか、代償については考えません。人生は多くの複雑な出来事に出会います。この映画は、そういうものすべてに触れています。でも、結局は夢を手にする事が核心にあります。私たちにとって、『ドリーム・ガールズ』を作る事が、まさに夢でした。」





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