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『最高の人生の見つけ方・ジャック・ニコルソン 来日記者会見』
監督:ロブ・ライナー
キャスト:ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン、ショーン・ヘイズ、ロブ・モロー、ビバリー・トッドほか
会場:4月30日(水)、グランドハイアット東京にて
5月10日より丸の内ピカデリー2ほかにて全国公開
公式サイト:
最高の人生の見つけ方

 映画「最高の人生の見つけ方」主演のジャック・ニコルソンの来日記者会見が4月30日(水)にグランドハイアット東京で行われた。ジャック・ニコルソンは、3度のオスカーに輝く名優、来日は94年の「ウルフ」以来14年ぶり4度目。

 テレビ嫌い、記者会見嫌いで知られるジャック・ニコルソンだか、当日は、トレードマークの黒のサングラスをかけて登壇、多数のマスコミに歓声で迎えられた。

 「日本に戻ってこれて本当に嬉しい。初来日は1964年の東京オリンピックの前だったね。それから何度も来日しているけど、いつも楽しみにしているんだよ。今日は本当にありがとう」とにこやかに挨拶した。


 自分勝手で傲慢な大金持ちの実業家エドワード(ジャック・ニコルソン)と実直な自動車整備士カーター(モーガン・フリーマン)は、偶然にも入院先の病院で相部屋となる。

 エドワードの方は訪ねてくるのは秘書だけ、カーターには家族が見舞いに訪れてくる。

 2人は共に余命半年の末期ガンであることが判明する。死を覚悟したカーターは死ぬ前にやっておきたいことをメモした「棺おけリスト(原題/The Bucket List)」を書き始める。

 何を書いているのか。やがてそのメモを見つけたエドワードはカーターにリストに書かれたこと実行しよう持ちかける。2人は周囲の反対を押し切って冒険の旅に出るのだった。

 旅ではタージマハル、ピラミッド、ヒマラヤと世界中を回る。こともあろうにレーシングカーで対決はするし、スカイダイビングにも挑戦した。生きてきた環境も性格も正反対の2人は人生最後のフィナーレを迎えるかのように、かけがえのない友情を育んでいった。そして、それぞれが心から求めていたものを見つけ、一番大切なことを再確認する。

 大人のおとぎ話のような冒険譚をコミカルに、時にはほろりとさせながらまとめ上げたのは「スタンド・バイ・ミー」「恋人たちの予感」の名匠ロブ・ライナー。


『質疑応答』

 「バケットリストに加えたいことは何か」と質問されると、「選び切れないのでリスト造りは難しい。映画内容には反するけど」と会場を笑わせ、少し考えて、「それでも、僕のリストではシャツをクリーニングに出すとか些細なことで埋まるはず。でも大きなロマンスを経験したいという項目はぜひ入れておきたいね(笑)」....。

 そういえば劇中でのバケットリストの中に「世界一の美女とキスをする」があった。続けて「人生最高のキスは?」と質問されると、「So many(たくさんあるよ)」「とにかくキスの数なんだ、キスの数」と嬉しそうに満面の笑みで答えていた。

 出演を決めたきっかけについて。「監督のロブやモーガンなど他の出演者たちと組めるからだね。モーガンとは70年代からの知り合いなんだよ。二人ともまだ若くてワイルドだった頃からね。だから、ぜひ一緒に仕事をしたかったんだ。彼が脚本を読んで出演を決めたと聞いて、もうすぐに僕も決めていたよ」。

 人生へのアドバイスとはと質問されると、「どうせ話してもみんなは絶対に従わないだろ。だからいわないよ(笑)」と会場を煙に巻いていた。

(C) 2007 Warner Bros. Ent..





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