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『明日への遺言 全国地方キャンペーン』
監督:小泉堯史(「雨あがる」「博士の愛した数式」
キャスト: 藤田まこと、ロバート・レッサー、西村雅彦、蒼井優、田中好子ほか
登壇者:藤田まこと
会場:鹿児島ミッテ10
3月1日より全国渋谷東急他、全国松竹・東急系にてロードショー
公式サイト:明日への遺言

 1月16日(水) 、藤田まことと小泉堯史監督(「雨あがる」「博士の愛した数式」)が、全国を巡るキャンペーンを開始。

 このキャンペーンは、3月1日より全国公開される映画『明日への遺言』の映画PRによるもの。主人公"岡田資中将"を演じきった藤田まことが、約2カ月で全15カ所、総移動距離約8000キロもの全国行脚を行う。

 スタート地となった鹿児島県は、くしくも17歳で戦死した実兄、眞一さんが生前最後の手紙を藤田宛に投函した地。今もそのハガキを肌身離さずもっているという藤田は、「キャンペーンの最初が偶然にも鹿児島であるというのは、兄が私をこの地へ呼んでくれたのではないかと。

 兄貴は南へ旅立ち(沖縄で戦死した)、私は北に旅立ちます。互いに背中を向ける形となりますが、兄貴が背を押してくれるように感じる。このキャンペーンを成功させ、映画を通じて多くの人に、家族や仲間の愛ときずな、平和の尊さを伝えていきたい」と力を込めて話した。

 この日、藤田まことは朝早い飛行機で鹿児島に入り、午後から市内ホテルで5社の取材を受け、夜には映画館「鹿児島ミッテ10」で行われた試写会に出席。慌しいスタートとなりましたが、試写会場で出迎えた観客の温かい拍手が、全国行脚へ向かう藤田まことを大いに力づけた。


 第二次世界大戦終了後、元東海軍司令官・岡田資中将は、名古屋空襲時における一般民衆への無差別爆撃を実行した米軍搭乗員処刑の罪に問われ、B級戦犯として戦犯裁判にかけられた。岡田中将の弁護人フェザーストン主任弁護人と対するバーネット検事、裁判官のラップ大佐をはじめ、裁判を実施するのは戦勝国アメリカ。

 岡田中将は自己の信念を曲げることなく、すべての責任は指令を下した自分にあると主張。法廷闘争を法における戦い、「法戦」と名づけ飽くまで戦い抜こうとたった一人立ち向かった。連日法廷に立つ夫の姿を、不安を抱きつつも毎日じっと傍聴席から見守る妻・温子とその家族。

 言葉を交わすことは許されないが、笑いを交換することでお互いを深く支え合う夫婦の姿がそこにあった。「司令官は、その部下が行ったすべてにおいて、唯一の責任者である」 部下を守り全責任を負う覚悟を見せる岡田中将の潔い佇まいは、次第に、敵国の検事や裁判官をはじめ法廷内にいる全ての人を魅了し心動かしていく。そして、判決が下る──。

 岡田資が命を懸けてまでも伝えたかったこと、守り抜いたものは何だったのか──藤田まこと

「岡田中将の責任の取り方に共感します。彼という大きな人物の精神に、少しでも触れられればと役づくりに取り組み、自分から彼の中に入っていきました。あまりの満足感でしばらく役者ができないかもしれません。」




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