ユナイテッド・シネマ 最新映画を自動更新でご紹介!
top pagemovie最新記者会見(バックナンバー)









『鳳凰 わが愛』記者会見・完成披露試写会
監督:ジヌ・チェヌ
出演:中井喜一、ミャオ・プゥ、グォ・タォほか
登壇者:中井喜一、ミャオ・プゥ
日時:9月25日(火)
会場:西洋銀座 サロン ラ・ロンド
11月3日(土)より、恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開
公式サイト:
鳳凰 わが愛

 会場には、本作で初プロデュース、そして主演を務めた中井貴一氏のほか、中国よりジヌ・チェヌ監督、ヒロイン役のミャオ・プゥが来日し、参加した。

 『ヘブン・アンド・アース』を観て、中井氏のファンになったという監督により本作に中井氏の主演での起用が決まったという。当時、中井氏が書かれた「日記」という『ヘブン・アンド・アース』での撮影日記によると、中国での大変だった撮影が記録されていることから、今回も相当な覚悟で臨んだことが伺われる。


中井:中国はもうこりごり、というわけではなく、苦しい思いをしたからこそなお、中国への関心が深まり、興味がわくきっかけとなりました。一度でやめてしまえる性格ではないので、困難だからこそ、それにまた挑みたくなったんです。
 また、プロデューサーとしても参加したことから、予算等の面でもいろいろと調整しなければならなかったため、CGをほぼ使用せずの撮影を行いました。

 監督、ミャオ・プゥ、そして中井氏の3人ともが過酷だったと語る重慶での撮影では、毎日、高尾山ほどの高低差(約700M)の谷底へ、3,000段の階段を1時間半かけて降り、撮影し、2時間半かけて上るという体験をしたこと、そして黒龍江という場所でのマイナス30℃の中での撮影など、体力的にも大変な思いをしつつも充実した撮影であったという。

ミャオ・プゥ:中井氏の役者としての面ももちろんのことながら、他の役者にも気遣いを見せるプロデューサー中井氏に対しても尊敬の思いを高めました。同日夜に行われた完成披露試写会には、700人を越す来場者の前で、3人のほか、本作の音楽を担当したS.E.N.S.の勝木ゆかりさんも登壇し、「スクリーンの中では見えませんが、音楽を通して演技をしました」と語りました。

 また、2004年に中井氏と共に中国での日本映画祭のキャンペーンを行い、中国での主演連続ドラマ『美顔(メイイェン)』でジヌ・チェヌ監督と仕事をされた女優の田中麗奈さんが応援に駆けつけ、花束贈呈が行われた。

 北京語も堪能な田中さんと共に、5人で新たな映画を作ろうという話も盛り上がり、中井氏は「僕はまたプロデューサーをやるから、この3人の女性が主役のホラー映画を作ろう」と言い、皆もそれに賛同。会場を沸かせた。

 この完成披露試写会で本作をご覧になる田中さんは「よくある派手な映画とは違って、昔の中国映画のようなよさがある作品に見えます。楽しみにしています」と、観る前の期待感を語った。

 本作は11月3日(土)より、恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開になるほか、中国では11月30日より15大都市、400館での公開が決まっている。

 11月1日には、人民大会堂での試写会も行われる予定で、これは日本人が主演の映画としては初めてという快挙。2)




ワーナー・マイカル・シネマズ
Copyright (C) 2012 Archinet Japan. All rights reserved.