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『レジェンド・オブ・ゾロ』
来日記者会見
監督::マーティン・キャンベル
出演:アントニオ・バンデラス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ルーファス・シーウェル、アドリアン・アロンソ
ほか
日時:1月16日(月)
会場:パークハイアット東京ボールルーム
出席者:
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
公式サイト:レジェンド・オブ・ゾロ
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 前作『マスク・オブ・ゾロ』から7年、黒いマントのヒーローが再びスクリーンに帰ってきました! アントニオ・バンデラス主演、『レジェンド・オブ・ゾロ』。歴史の中で何度も映画化され、人々に愛されてきたヒーロー、ゾロが、再び華麗な活躍を見せてくれる。

 本作で、ゾロの妻エレナを演じているのが、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ。意外にも日本は初めてという彼女、まずは日本語で、「ハジメマシテ」と挨拶をして、早速記者会見が始まった。


ゼタ=ジョーンズ(以下CZJ):実は以前、日本語を習っていました。ここ数年は練習していなくて、ちゃんと挨拶できていなかったかもしれませんね(笑)。これまで日本に来たことがないなんて、私のミスです。温かく迎えてくださって、感謝しています!

Q:前作から7年のブランクがありましたが、久々にスタッフ・共演者と合流し、現場の雰囲気はいかがでしたか?

CZJ:前作の製作から10年、公開から7年も経っているけど、マーティン・キャンベル監督やアントニオに会うたびに、「いつ続編を作るの?」と言い合っていました。7年もかかったのは、続編に適切な要素が揃うのを待っていたから。ゾロはアントニオでなくてはいけないし、監督はもちろんマーティン監督で、何よりいい脚本が必要でした。
メキシコの撮影地に戻ると、この7年が無かったかのようにデジャヴを感じました。

Q:初めて日本に来た感想を教えてください。

CZJ:長いこと、日本には来たいと思っていました。幼い頃、よく、日本人のハーフ?と聞かれましたが、残念ながらそうではありません(笑)。
 東京に来て驚いたのは、その風景です。皆さんとても優しく歓迎してくれていますが、残念ながら、子供の世話をしなくてはならず、短期間しか滞在できません。夫のマイケル・ダグラスはよく『ブラック・レイン』の撮影中にいかに日本を楽しんだか話してくれます。
 いつか家族一緒に訪れたいですね。アーノルド・シュワルツェネッガーじゃないけど、「ウィー・ウィル・ビー・バック!」と言いたいです。

Q:ゾロはスーパー・ヒーローですが、キャサリンさんにとってヒーローとは?

CZJ:私にとってヒーローが誰かといえば、やっぱりマイケル・ダグラスね(笑)!

Q:妻であり母親であり、女優であるという、この3役をこなす秘訣は何ですか?

CZJ:私は多分、他の女性よりも恵まれていると思います。多くの仕事をジャグリングすると言いますが、私は家族をジャグリングに例えるのは嫌なんです。
 きっと、子供たちが大きくなって学校に通うようになれば、今よりも少し楽になるかもしれませんが、働く母親にとって、仕事と家庭の両立は難しいものです。でも、私は俳優として仕事をする時にしっかりと集中し、仕事が終われば完全にオフを取って家族と一緒に過ごすことができます。子供たちをトレーラーに連れてきて、働く様子を見せることもできます。オフィスや銀行で働く女性はそうはいかないから、私はとてもラッキーです。

Q:エレナ役は前作に比べアクションも多くありますが、彼女はどんな女性ですか?

CZJ:エレナは、時代の先を行く女性です。この映画の舞台になった時代には、女性は普通剣を持たないし、彼女のようなトラブルに巻き込まれることもないでしょう。

 前作の最後で、エレナがゾロの娘だとわかりますが、彼女の中にはゾロと同じ情熱や身体能力の要素があり、10歳から剣をとって戦う術を学んでいます。演じるときは、そのすべてを心に留めるように務めました。

 エレナは特に若い女性たちにとってポジティブなメッセージになると思います。男性のようにタフで強く、同時にエレガントな女性が実在しうるということですから。

Q:本作でスーパー・ヒーローの妻を演じ、実生活の夫であるマイケル・ダグラスさんも大スターです。25歳の年の差がありますが、上手くいく秘訣は?

CZJ:ゾロはスーパーマンのように空を飛んだり、スパイダーマンのようにビルを昇ったりしません。それがゾロというキャラクターの魅力です。彼は生身の人間で、人々のために、人々と一緒に戦う人で、超人間的な力ではありません。それがゾロの素晴らしい素質です。私はマイケルのことを超人的だとは言わないけど、かなり近いものがありますね(笑)。

 年の差は特に問題にしたことはありません。むしろ仕事の面ではメリットになっています。彼は本当に素晴らしいキャリアを持っていて、オスカー受賞俳優であり製作者です。25歳の差があったからこそ、お互いに競争しあうこともなく、人気や注目を競うこともなく、互いの結婚生活を尊重しあえるのです。
 お互いの経験を共有し、子供を中心に家庭を大切にしている。年の差は私たちの関係にすごく上手く働いています。

Q:昨日は一日オフタイムだったそうですが、どのように過ごしたのですか?ご家族には、日本のお土産に何を買っていくのですか?

CZJ:昨日は、14時間のフライトでとても疲れていたけど、車で町を走りました。本当はショッピングに行きたかったんです。夫と子供たちに着物を買っていきたいので。食べ物は、せっかく日本にいるのだからアジアの食べ物を食べていきたいです。まだ日本に来て48時間だけれど、日本をとても楽しんでいます。

Q:アクションのシーンが多く登場しましたが、そのために特別なエクササイズや、食事に気をつけたことはありますか?

CZJ:前作が終わったとき、私はフェンシングがすごく楽しくて、絶対に続けたいと思いました。剣を振り回すのはいいエクササイズになるし、セラピーにもなります。でも結局、この7年から10年、剣を握ることはありませんでした。撮影は、『オーシャンズ12』の撮影を終えて1週間後に始まりましたが、脚本を読んで、前作よりアクションシーンが多いとわかり、少し心配になりました。フェンシングの体勢を取るだけでも腿が痛くなりますから、きっと悪夢だろうと思っていました。

 でも、前作で3週間の集中的な練習をしていたから、まるで自転車を習ったときのように感覚を思い出して、そんなに大変なことはありませんでした。日常のエクササイズでは、とにかく努力を尽くすということ。それから、ふたりの子供を追いかけているだけでも、結構いいエクササイズになりますね。




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