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 Google(R)が増殖、進化を続けている。検索サイトとして不動の地位を占め、そこにやってくる多くのアクセス者向けに次々と新たなサービスを提供する。そのためにはスピードが最優先されるから巨費を投じた買収も辞さない。

 そんなここ半年ほどのGoogle(R)の動向をウォッチしてみた。どうだろうか。まるでインターネット上のブラックホームのようだ。次々と関連する技術、機能を飲み込みつくそうとしている。

 


『駅探★乗換案内が大幅リニューアル』

 「駅探★乗換案内」が携帯版のサービスを大幅リニューアルした。iモード、EZweb、Yahoo!の3キャリア対応で9月1日からサービスを行っている。

 今回の大幅リニューアルの目玉は、同サイトが業界初とする3つのサービス。単に出発・乗換・到着に関する情報だけでなく、その前後に関連する情報などを提供し、ユーザーの利便性を高めている。

1.乗り過ごし防止もできる?!「乗換・終電お知らせメール」
・終夜運行しているニューヨークの地下鉄。この東京でもとの声は多いが、実際は終電を気にして仕事や飲み会をしている。そんなユーザー向けか。
・同サイトでは終電の検索ができるが、その情報と連動させつつ、乗り過ごしや寝過ごしを避けるため、その直前にメールで知らせてくれる。

2.終電でも目的地に着けない時、どうする...「終電のがしたとき検索」
・目的地までの終電に乗り遅れた。とにかく行けるところまで行く。その後、タクシー利用で帰れる方法を教えてくれる。

3.検索結果に幅を持たせる「アバウト検索」
・事前の乗換確認などで、もっと違う選択はないのか。何度かやり直した経験はあるはず。そんな時、便利かも。乗換検索で指定する時刻の前後を自動的に判断して検索し、より効率的な経路を示す。

駅探★乗換案内


『MapFan Webが中古車情報サイトと連動』

 地図情報は初期には、単純に地図を表示することからスタート。それでも随分と便利だったが、異なるサイトをシステムを介して繋ぐのもインターネットの優位性。地図情報と他のサイトとの連動が進んでいる。

 他のサイトと比べて少しばかり影が薄くなっていた?地図検索サイト「MapFan Web(マップファン・ウェブ)」が中古車情報サイト「オークネット.jp」との連動を9月1日から開始した。

 MapFan Webは老舗の地図サイト。住所、駅名、スポット名、郵便番号によって目的の場所・地図を検索できる一般的な機能と共に、出発地から目的地までの最適なルートを提供するルート検索が一種のナビ機能としてユニーク。

 オークネット.jpは、全国約1,000店舗の中古車情報を提供、対象の中古車については外装・内装・車台など約300項目を検査結果=10段階の評価点で確認可。

 サイト連動は、MapFan Webにオークネット.jpのサイトへのテキストリンクを設定、表示中の地図内にある中古車店がもつ希望車種の中古車を「見たい地域内にある在庫」という条件で確認できる。

 また、MapFan Webのローカル広告サービス「MapFan AdSpot(マップファン・アドスポット)」とも連動し、近隣の主要オークネット会員店が日々更新するセールなどの情報をMapFan Web上で表示する。

MapFan Web
オークネット.jp


『MapFan Webの「旅のしおり工房」』

 またMapFan Webは、「旅のしおり工房」サービスを9月25日から開始した。このサービスはオリジナルな「旅のしおり工房」を作成し、インターネット経由で情報共有でき、PDF文書としても保存、印刷できる。

 旅のしおりの作成では、5種類のデザイン・テンプレートを用い、画面の指示に従って必要な情報を入力することで、目的の旅行情報を1枚のPDF文書化できる。具体的には、目的地、関連する写真、参加者の連絡先、スケジュール、地図などを網羅できる。この地図にはQRコードが表示できるので、携帯電話からの目的の情報アクセス可。印刷し、綴じればA5サイズの小冊子にもなる。

 会員登録(無料)する必要があるが、これによってしおり管理機能「マイしおり」が使える。最大50冊のしおりを保存し、登録・更新日順、都道府県別で管理できる。個人旅行にもよいが、特にグループ旅行に便利。

MapFan Web「旅のしおり工房」

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